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ブルガリの人気モデル【オクト】について

マニュファクチュールとしての到達点であり出発点

（出典：http://www.bulgari.com/） ブルガリは2000年からスイスの高級時計メーカーを買収し、マニュファクチュールとして本格的な時計生産に乗り出すことを高らかに宣言しました。

そして、それから12年の歳月を経て誕生したのがブルガリ オクト（OCTO）。
まだ発表からそれほど月日が経ったわけではないですが、数々の名作を排出してきたブルガリ・ウォッチの中でも中心的な存在になっています。

もともとブルガリにはブルガリ・ブルガリ、そしてブルガリ・ローマという代表的なコレクションがあった。
しかし、それらをもすでに凌駕するほどの輝きを放つのがオクトなのだ。
まさにブルガリ次世代ウォッチの筆頭として今後長きに渡り、人気を保ち続けるだろう。



（出典：http://www.bulgari.com/） オクトの特徴的なところはやはりそのフォルムにあります。
オクタゴン（OCTAGON）を名前の由来とするだけに、8角形のフォルムはこれまでにない斬新なデザイン。

多面的なカットを施したケースは110面カットの複雑な仕組みでありながら、適度な大きさと厚みで手首にしっかりとフィットする。
これまでジュエラーとしての時計作りの中で、機能性と美しさの両立を実現してきたブルガリだからこそ出来ることです。

ローマの伝統的なモノづくりとスイスの高い技術力を融合させたマスターピースとして、これからも常に我々を魅了していってくれることは間違いありません。

常に革新を続けるオクト・スタイル

オクトと一言にいっても実は様々なモデルが発表されています。
発表からの歳月を考えると、かなりのペースで新作がリリースされており、いかにオクトの人気が高いか、そして期待が高いかが伺えますね。

時計は決して安い買い物ではありませんので、いっときの流行ではなく愛着を持って長く使える時計を選びたいものです。

オクト ソロテンポ SOLOTEMPO

（出典：http://www.bulgari.com/） ソロテンポは2014年に登場したオクトの中ではかなり控えめなモデル。 これは一般的なビジネスシーンを想定したものだろうと想像できます。 ケースのサイズはオクト アンバサダーの41mmからかなりコンパクトになって38mmとなり、派手さはないですが、ある意味絶妙なサイズといえます。 ブルガリをビジネスシーンで使いたいけども、アンバサダーだと大きすぎて・・・と考える方にはソロテンポがぴったりだと思います。 また、ただサイズを小さくしただけというわけではなくムーブメントもオリジナルから変更されています。 自社製のキャリバー ソロテンポになり、時計メーカーとしてブルガリを思わせる進化を遂げているのです。

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オクト フィニッシモ FINISSIOMO

（出典：http://www.bulgari.com/） フィニッシモの特徴はとにかくその薄さです。
ごつい時計が好きという方も多いと思いますが、スーツスタイルだとどうしても分厚すぎるケースはシャツの袖口に引っかかったり、シャツ自体を痛めてしまうのが悩みの種。

そんな中で注目を集める薄型ケースにブルガリが挑戦した結果として、2.23mmという超薄型ムーブメント「キャリバー フェニッシモ」が誕生し、ケースの薄さ5.15mmという決定的な薄型ウォッチを作り上げたのです。

ただ薄いだけではなく、オクトのアイコニックな特徴である110面カットもそのままに新しいオクトの魅力を引き出しています。

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オクト ヴェロチッシモ VELOCISSIMO

（出典：http://www.bulgari.com/） ヴィロチッシモはメンズ腕時計では切っても切れない人気デザインのクロノグラフです。
クロノグラフはどのブランドでも必ず用意されるキラーコンテンツなので、ヴェロチッシモが発表されることは自然の摂理と言えるでしょう。

ヴェロチッシモもソロテンポやフェニッシモと同様にムーブメントはヴェロチッシモ独自。
キャリバー ヴェロチッシモを搭載し、毎時36000振動する高速ムーブメントが特徴です。
やはりクロノグラフなので、よりメカニカルなデザインになっていますが、フェニッシモ同様110面カットは継承し、リューズをケースサイドに潜りこませるように設置することで全体のデザイン感を損なうことなく作り上げられています。

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オクト レトログラディ RETROGRADI

（出典：http://www.bulgari.com/） レトログラディは機構としてかなりレアなモデルです。
ジャンピングアワーとレトログラードミニッツの組み合わせというレトロBVL300キャリバーの技術力の高さを見せつけるために作られたようなものです。

たぶん慣れないとかなり時間は見にくいと思いますが・・
分針が瞬間的に”０”の位置に戻る動きや、小窓の時間が切り替わる動きなどは時間を見るというより、そのアクションを見ることに楽しみを覚えます。

デザイン的にもとてもユニークなので、8角形のフォルムと合わせてとてもインパクトの強い時計になります。

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オクト トゥールビヨン TOURBILLON

（出典：http://www.bulgari.com/） フェニッシモがさらにすごい時計になりました。
なんと誰もが憧れるトゥールビヨンを実装したモデルなのです。
薄型ケースが特徴のフェニッシモなのでトゥールビヨンとしては世界最薄となります。

何がすごいかというと普通に考えて薄型の時計を作る場合、機能を省いて、極力ムーブメントの機構を単純化するのがセオリーです。
しかし、その全く逆の超複雑な機構であるトゥールビヨンを採用してしまったというのが、ブルガリの技術力の高さを証明しています。

ここまでくるとジュエラーが時計を作っているとは言えるはずもなく、世界最高峰のウォッチメーカーであると言わざるをえません。

ただジュエラーとしての要素もしっかりと残っていて、ケースがプラチナであったり、ダイヤモンドが付いていたり、超ハイエンドモデルらしく、装飾的な要素も付加されています。

受注生産となり、価格は一般人が手を出せるレベルではありませんね。

オクト トゥールビヨンを探す

この記事を監修しているのは？

ラグジュアリーブランド・ハイファッション調査部門

ラグジュアリーブランドやハイブランドでの勤務経験者、雑誌編集者、とにかくラグジュアリーブランドやハイブランドが好きなメンバーで編成。
好みや主観が入ったり、否定的な意見が存在するのは、ハイブランド.comの味であり、外部からの影響から独立しているからこそ出来ること。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。

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