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ボニーについて

ボニー・カシンのデザインを現代に蘇らせる

　 2009年に発表されたボニーライン。
ボニーというのは1960年代からコーチの初代デザイナーとして活躍し、カシン・キャリーやダッフルサックといったコーチのクラシック・コレクションの全てを築き上げたといってもいいほどの伝説的デザイナー。
ボニーの残したデザインというのは、1996年からコーチのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターとなったリード・クラッコフによって現代的に再解釈され、ターンロックやレガシーストライプなど今でもコーチのアイコンデザインとして輝き続けています。

ボニーラインは、ボニー・カシンの功績を讃え、彼女の残したヴィンテージ・デザインを現代に蘇らせるべくリード・クラッコフが新たに挑戦したもので鮮やかなカラーのバッグやスカーフなどにボニーカシンのスケッチがプリントされたコレクションを誕生させました。

ボニー・カシンの残した素晴らしいディテール

　 ボニー・カシンのスケッチにばかり目がいってしまいがちですが、よく見ると様々なクラシックディテールが現代風のデザインとして随所に散りばめられています。
カラフルなキャンバスやチェーンがふんだんに使われたハンドル、スパンコールをあしらったレザーなど現代的なデザインの中に、バッグからがま口財布がニョキッと出てキスロックがあしらわれていたり、バッグの両サイドにはターンロックが取り付けられていたり、ダブルジッパーのついているものもあります。
こうしたディテールは、1960年代からのカシン・キャリーが行った女性のためのデザインによって生み出された傑作ディテールでこうしたものがふんだんに使われるのがボニーラインの特徴です。

カシンのプリントだけでもインパクト絶大でとてもユニークなコレクションになっていますが、外ポケット代わりのがま口などもなかなか他ではお目にかかれないデザインです。
クラシカルデザインの再解釈と言いながらも、かなりアバンギャルドなチャレンジングなデザインになっています。

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ラグジュアリーブランド・ハイファッション調査部門

ラグジュアリーブランドやハイブランドでの勤務経験者、雑誌編集者、とにかくラグジュアリーブランドやハイブランドが好きなメンバーで編成。
好みや主観が入ったり、否定的な意見が存在するのは、ハイブランド.comの味であり、外部からの影響から独立しているからこそ出来ること。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。

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