Louis Vuitton ルイヴィトン
実はそんなに高くないヴィトンの価格
価格は提供する価値に比例する
ルイ・ヴィトンの製品を買うとなれば、一般的なイメージとしてはかなり高価という印象は拭えません。
しかし、実のところは価格というのはそんなに高いわけではないのです。
価格というのは通常、そのモノの価値に比例して上がっていきます。価値が高いものであれば、当然ながらその価格というのも上がっていくことは必然なのではないでしょうか。
ここではルイ・ヴィトンの価格設定に対する考え方を見ていきたいと思います。
価格は高価?でも実は適正価格なんです。
(出典:http://jp.louisvuitton.com/)
価格というものが一般的にどういうふうに決まるのかというところを考えてみると、原価から算出する方法、需要と供給という流通量から算出する方法、そして対競合ブランドを意識して設定する方法が考えられます。
ヴィトンの価格設定は基本的には原価から算出します。
製品を作り上げるまでの原価に対して一定の利益を上乗せした原価+粗利益が価格という設定です。
当然利益がどれくらいかというのは公表されるわけもありませんが、なんの根拠もなしにブランド力を後盾にして法外な価格設定をしているわけではなく、きっちりとしたコストの上に利益を載せるという方式で算出されています。
またこの利益率というのもすべての製品に対して基本的には同じ率が設定されているようです。
また、日本での販売価格は本拠地であるフランスから40%程度ほど割高になります。
これは日本で売るから上乗せしているというわけではなく、当然航空費などの物流コストが上乗せされるのと、あとは関税によるものです。
この辺りはご存知だとは思いますが、日本に海外の製品を輸入する場合、国内生産者の保護を考えて税金をかけることをしています。
この関税によって現地価格と日本での輸入後の販売価格に開きが出てしまいます。
関税込みで40%程度に収まっているというのは比較的良心的な価格設定といえるのではないでしょうか。
また、円安、円高によって価格が変わるというのもよく耳にすると思いますが、これは円が相対的にユーロよりも高くなる、安くなることによって現地価格を日本円に換算するときの価値が変わるためです。
通貨の上下はブランドの価格設定とは全く別の問題だと言えます。
法外な価格なんかでは売らせません!
価格とは時に暴走をします。
日本でもバブルの時には不動産や車などなんでもかんでも適正な価格以上で売られていたものです。
それはヴィトンに関しても例外ではありませんでした。
バブル全盛期の1970年代にはまだまだ日本に進出したばかりで店舗数も少なく、圧倒的に品不足の状態でした。要するにヴィトンが欲しくて、お金があっても買う場所がないのです。
この時に並行輸入業者が暗躍をし、パリにいって大量に買い付けを行い現地価格の何倍もの価格でヴィトン製品を売りさばいていたのです。
この状況に違和感を感じて現地価格の40%に販売価格を抑えるという目標を設定して、実際に取り組み、希少なものは高価で売れば良いという当時の蔓延していた考えに楔を打ち込み現在のヴィトンブランドの信頼の礎を築きました。
余計なことは一切しません!
(出典:http://jp.louisvuitton.com/)
ヴィトンはバーゲンというものをしません。
そして、セット販売のような値引きとニアリーイコールになってしまうような売り方もしません。
日本人はバーゲンやセールといった言葉が大好きですね。
しかしヴィトンはしないのです。これが残念と思うかはあなたの感覚次第ということになりますが、セールをしないというのはヴィトンを持っているユーザにとってはこの上ない安心材料なのです。
よく考えてみてください。あなたが買った商品が1か月後に3割引で売られていたらどう思いますか?ものすごく損した気分になりませんか?こうしたユーザの視点にたって考えてみればセールをしないというのもあながち間違ってはいないといえるでしょう。
とはいえ日本人だけではなく、海外でもセールという言葉に弱い人はたくさんいます。他のブランドではセールを開催しています。そうした中で150年以上もの間一切セールをせずにきたヴィトンの精神力というのは本当に素晴らしいと思います。
そして、このセールをしないという精神はやはり徹底した品質へのこだわりからきているということです。
ヴィトン自体がお金ってどういうこと?
(出典:http://jp.louisvuitton.com/)
ルイ・ヴィトン貨幣論という言葉があります。
これはヴィトンの製品は売ろうとした時の下取り価格がとても高く、貨幣として機能するというところから来ています。
ルイ・ヴィトンの製品は中古市場でもほとんど値崩れがありません。
それほど長い期間に渡り、高いに人気を誇っているわけで下取り時にある程度高い金額を提示しないと他のショップに流れていってしまうのです。
一般的なリサイクルショップであれば、ヴィトンを取り扱っていないということはあり得ないわけで品揃えを充実させる必要もあるので、高い金額で買い取らざるをえないのです。
また、仮に高い金額で買い取ったとしても殆どの場合はそれ以上の価格で販売することが出来るというのも下取り価格を安定させる要因になっています。
つまるところヴィトンの作り上げたブランドイメージというのはこうした二次産業にまで波及して、効力を発揮しているのです。
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ラグジュアリーブランド・ハイファッション調査部門
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