【ファッションTips】次に来る次世代の高級レザー財布

目次

1.新進気鋭の革職人が届ける極上レザー財布 2.イタリア産の厳選された革素材 3.技術はやっぱり『Japan as No.1』 4.アヤメアンティーコのおすすめ財布3選 5.お手頃価格でプレゼントにも最適



新進気鋭の革職人が届ける極上レザー財布

2014年の6月に産声をあげたばかりのできたてホヤホヤのブランドが「AYAME ANTICO アヤメアンティーコ」。
何やら名前からしてイタリアっぽい名前ですが、日本人が立ち上げた日本のブランドです。
ただ、レザーの産地はイタリアですし、創業者もイタリアに渡っていたりもします。

その創業者ですが、これがおもしろくて飛ぶ鳥を落とす勢いの国産レザーブランドの立ち上げにも製造責任者として関わり、その後イタリアノフィレンツェにわたって革製品の修行をしたという経歴の持ち主なのです。

これだけの人物が満を持して立ち上げたブランドなので、とても期待が持てますね。

ちなみに創業者は、菖蒲智(あやめさとし)氏で、ブランド名のAYAMEは自身の名前から、そしてANTICOの部分は、イタリア語でアンティークを意味する言葉だそうです。

まだまだ知名度は高くないですが、今後大きく飛躍する可能性を秘めたブランドなので、要チェックです。

ある意味、今のうちに買ったものを大事に持っているとプレミア化する可能性もありますね。
少量生産の現在は全て手作りですが、ブランドの拡大にともなって機械化が進むこともありますし、そうなればなおされ『ヴィンテージ・アヤメ』などともてはやされたりするのです。



イタリア産の厳選された革素材

アヤメアンティーコは、イタリアの革なめし大手カルロ・バラダッシ社より、世界的にも人気の高い「ミネルバシリーズ」を仕入れています。

ミネルバは、イタリアの伝統であるバケッタレザー。
植物タンニンでなめされた革のことを一般的にバケッタレザーと呼ぶのですが、バラダッシ社のバケッタレザーは牛脚の固形オイルをたっぷりと加脂していきます。
こうすることで丈夫でしっとりとした手触りをもつ革へと生まれ変わるのです。

いわゆる革っぽい自然さがあるほど実は多くのなめし工程をかけた上質な革だということを覚えておきましょう。

そして、アヤメアンティーコでは、ミネルバシリーズの2種類の革で財布を作っています。

ひとつが、「ミネルバボックス」、もうひとつは「ミネルバリスシオ」です。


ミネルバボックス

ミネルバボックス
 
最大の特徴はシュリンク加工と呼ばれる表面にシボを出すシワ加工です。
シボは自然本来の豊かな表情が期待できるということもさることながら、個体差がとても大きいというのがおもしろいです。

革は自然そのものなので、革の質によってシボの入り具合が変わってきますし、同じ革の中でもシボが強く入っている箇所と少ない箇所が出てきます。
ひとつひとつが1点ものなので、この表情の違いを楽しむことを忘れないで下さい。



ミネルバリスシオ

ミネルバリスシオ
 
ミネルバボックスがシボを出す加工であるのに対し、ミネルバリスシオは表面がとても滑らかなスムースレザー仕上げになっています。

同じくバケッタレザーなので、たっぷりと染みこんだオイルによって自然の風合いが活きていますし、エイジングによる変化も楽しめるものになっています。



ごつごつとした感じが好きならミネルバボックス、スタイリッシュな感じが好きならミネルバリスシオと好みがはっきり分かれるので、選ぶときには直感的に決まってしまいます。



技術はやっぱり『Japan as No.1』

日本の職人の技術
 
アヤメアンティーコでは、2つの国で商品を製造しています。
ひとつがイタリアで、もうひとつが日本です。
実際にはイタリア産はほとんどなくて、日本で熟練職人が腕をふるっているのです。

日本の職人の腕というのは世界的に見ても、とても技術力が高く、その丁寧な仕事ぶりは世界各国で高い評価を得ています。
ひとつの革製品が完成するまでには、非常に多くの工程が必要で、その中にはやはり職人の長年の経験や勘がないとうまくできない作業というのが数多くあります。
機械化が進む現代ですが、こうした手作業にこだわった商品というのは、まさに【作品】と呼べるものなのです。

世界的なトップブランドのエルメスでも職人が手作りをしているため、バーキンなどは数年間待たないと手に入れられない状況などになっています。
エルメスの職人は一人ですべての工程をこなすことで一人前と言われますが、やはり職人の腕がブランドの命運を左右するといってもいいくらいです。

アヤメアンティーコの金具は職人の手作り
 
アヤメアンティーコの職人も革の裁断、縫製はもちろんのこと使われる金具までも自分たちで制作しています。

とくに財布の金具部分はもっとも壊れやすい部分なので、こういったディテールまで含めて熟練職人の手によって生み出されているというのはとても安心感がありますね。


アヤメアンティーコのイタリア手縫いベルト
 
イタリア産の方は、熟練の手縫い職人ステファノ・パッリーニによって本当に手で縫った商品がありますが、あまりにも時間がかかるため極々少量の商品しか入荷しません。

もしどうしても手縫いの商品が欲しい場合は、待つしかありません。
手縫いには手縫い独特の微妙なニュアンスがあるため、ミシンで縫ったのとはまた違った魅力が溢れています。



アヤメアンティーコのおすすめ財布3選


職人による手作業の少量生産なので、在庫切れになっている時期が多いです。
それだけ人気であることと、しっかりと丁寧に作られていることの裏返しでもあります。


イントルノ ポルタフォーリオ


素材:ミネルバボックス タイプ:ラウンドファスナー

ミネルバボックスの人気の秘密はエイジングによって、シボが消えていき艶になっていく独特の経年変化。
使い込むほどの美しさが増していくため、愛着もまた増していきます。


大きく開くラウンドジップでセンターにマチ付きの小銭いれ、内側の革は通常は表面に使われるようなヌバックになっています。


外側と内側で違った表情を楽しむことができ、どちらもしっかりとした高級仕様の革。
ミネルバボックスのエイジングをたっぷりと楽しんでください。


価格:29,000円



16タスキーネ ポルタフォーリオ


素材:ミネルバリスシオ タイプ:2つ折り

シンプルな2つ折りにはミネルバリスシオがよく似合います。
滑らかでツルツルとした手触り、美しい発色でありながらレザー本来の風合いもしっかりと感じさせてくれます。


そして、ミネルバリスシオの内側の作りは「無双」。
無双??


内側と外側の革素材が同じ作りのことで、通常の財布だと内外は違う革(内側の方が安い革)を使うのが一般的ですが、あえて内側にも外側と同じミネルバリスシオを使っています。
革が2倍必要になるので製造コストは上がってしまいますが、高級感がより増すのです。


16タスキーネの名前の通り、16個のポケットを備えていて、使いやすさも抜群です。


価格:27,000円



ポルタフォーリオ ソッティーレ


素材:ミネルバリスシオ タイプ:ラウンドファスナー


ポルタフォーリオ ソッティーレの最大の特徴は、見ればすぐ分かる【圧倒的な薄さ】。
長財布はスーツのポケットに入れるにしても、とてもかさばってしまいます。


そんな悩みを解消してくれるのが、厚さわずか15mmという薄さです。
イントルノ ポルタフォーリオが25mmということを考えると半分近い薄さなのです。

ただこれだけ薄いと中に何も入らないんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、それだと意味ないですよね。


中もしっかりと入ります。
中央はオープンポケットになっていて、小銭が入りますし、ポケットのサイド部分にカード入れが8つ、さらに左右が札入れになっているので、よほどカード類が多くないかぎりはすっきりと収まるのです。
小銭を入れると中央がモコッと膨らむのは仕方がないですね。


16タスキーネと同じく無双になっていて、内外の革はともにミネルバリスシオです。
利便性とおしゃれさを兼ね備えた上に、高級感とエイジングを楽しめるおすすめの逸品になります。


価格:29,000円



ギフトでも絶対に喜ばれるデザインと品質

ギフトにも最適なアヤメアンティーコ
 
女性から男性へのプレゼントとしてけっこうよく贈られるのが財布ですよね。
価格的にも2万円~3万円くらいで手頃だし、毎日使うものだし趣味も分かりやすい。

とはいえ、毎日使うものだけにちゃんと選ばないと気に入ってもらえないし、もしかしたら仕方なく使っているという事態が起こってしまうかもしれません。

アヤメアンティーコであれば、その心配はほとんどしなくてもいいでしょう。
なぜならデザインは本当にシンプルで、ロゴも財布の内側に申し訳程度に入っているだけです。
使いやすく設計されていて、容量も豊富なので毎日使っていればどんどん良さに気づいていくでしょう。
革がどんどんエイジングされてきて、手放せなくなってしまうほどかも。

20代後半くらいから50代くらいまで幅広い男性に受け入れられるデザインだとは思いますが、ハイブランド大好き、ロゴ大好きのような方にはアヤメアンティーコの財布を贈るとがっかりされるかもしれません。
ある程度は贈る相手の趣味などを理解しておく必要がありますね。

ギフトとして贈る場合は、無料のラッピングとショッピングバッグがついてきます。
購入ページの中で「ラッピング等」という項目から選んでください。



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