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デルヴォーの人気モデル【マダム】について

きっちり感が魅力！スクエアフォルムのアイコンバッグ「マダム」

　 デルヴォーのアイコンバッグは1950～70年代に生み出されたものが多いです。
Madame（マダム）も1977年に当初はMarronnier（マロニエ）としてリリースされ、その後マダムという名前に変わりました。

時代はちょうど女性がキャリアを求めて働きだしたころで、当時デルヴォーを率いていたソランジュが、実用的なショルダーストラップとコンパクトなサイズ感でエレガントさを追及しつつも身に着けやすいデザインにし、ブリュッセルで旋風を巻き起こしました。


　 スクエア型のフォーマルなシルエットで、メタルパーツに取り付けられたハンドルのような留め具にフラップを差し込むことで立体的なフォルムになり、グラフィックデザインのような建築的なスタイルとなるマダム。
適度なきっちり感がありながらも、遊び心を忘れないデザインが大人の女性の心を惹きつけています。

コントラストカラーを使ったバイカラースタイルやメタリック加工などを施すことで、一気にアカぬけた印象になるところもポイントが高いです。

変幻自在のチェーンストラップで革新的なマダムシェーヌに

　 デルヴォーの定番バッグは時代のトレンドに先駆けるような形で常に進化を遂げてきていますが、2019年に発表された「マダム シェーヌ」によって革新と呼べるほどの大きなイノベーションを起こしています。

実は変わったのはストラップがチェーンになったということと、フラップがマグネット仕様になったことくらい。
これまでのフラップを差し込むタイプからマグネットで留めるだけになったので開閉はかなりしやすくなったというのはありつつも、最大のポイントはこのチェーンストラップ。
チェーンの使い方によって千差万別な持ち方が出来るというMulti Way仕様になったのです。

長さが調節可能なチェーンストラップにより、バッグをさまざまなスタイルで身に着けることができるようになり、身に着ける女性同様にユニークなものとなります。


　 チェーンを短くすれば、バッグは肩のすぐ下に収まり、今までとは違った洗練されたシルエットが完成します。
チェーンを長くすると、クロスボディのようなよりカジュアルな魅力をお楽しみいただけます。
手に巻き付けてクラッチ風にするというのもちょっとハードですが、かっこいいかもしれません。

サイズ展開は、
　 Madame Chaine 幅24.5㎝×高さ17cm×奥行7㎝
Madame Chaine Mini 幅18㎝×高さ15㎝×奥行6㎝


　 Madame 幅24.5㎝×高さ17cm×奥行7㎝
Madame Mini 幅18㎝×高さ15㎝×奥行6㎝

この記事を監修しているのは？

ラグジュアリーブランド・ハイファッション調査部門

ラグジュアリーブランドやハイブランドでの勤務経験者、雑誌編集者、とにかくラグジュアリーブランドやハイブランドが好きなメンバーで編成。
好みや主観が入ったり、否定的な意見が存在するのは、ハイブランド.comの味であり、外部からの影響から独立しているからこそ出来ること。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。

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