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モラビトの人気モデル【トラヴィアータ】について

【モラビト三部作】最後のバッグTRAVIATA（トラヴィアータ）

　 MORABITO（モラビト）には職人が厳選した最高の素材を選び、全て手作りで作られるシグネチャーラインというものがあります。
シグネチャーラインには職人の手作りであることを証明する「COUSU MAIN（クージュ・マン）」という刻印が押されるモラビトの中でも至高のコレクション。

その中でも三部作と呼ばれるモラビトの中でもアイコンとなっている伝説的な3つのバッグがあり、そのひとつがTRAVIATA（トラヴィアータ）。
1961年に登場したトラヴィアータは、1946年のVENDOME（ヴァンドーム）、1958年のORSAY（オルセー）といった三部作の中でも最も新しい作品です。

かつてプリマドンナ界の頂点に君臨したオペラ歌手マリア・カラスの注文によって作られたバッグであり、TRAVIATA（トラヴィアータ）という名前は彼女の代表作であるオペラ「椿姫（ラ・トラヴィアータ）」からきています。


　 バッグのフォルムはいたってシンプルなフラップタイプのハンドバッグであり、ミニマルなデザインであることが最高級の素材の良さと職人の技を魅せてくれます。

特徴的なディテールは、竪琴をモチーフにしたゆるやかなカーブを描くハンドルで芸術的とも言える角度は椿姫のテーマである真実の愛を称えたものです。
そして、バッグのクロージャーとハンドルの付け根はなんと「ドングリ」をモチーフとしていますが、このドングリはマリア・カラスが好んで身に着けていたお守りがドングリだったため装飾的なドングリモチーフを採用しているのです。


　 バッグの内部構造もシンプルなのですが、ゆとりのあるポケットがひとつとジッパーポケット、マチがアコーディオンのようになっているので見た目以上に容量が大きく、必要な物をしっかりと収納できる使い勝手の良さがあります。

ミニマルとほどよい使い勝手があり、本当のセレブリティのための気品あふれるアイコンバッグとなっています。

この記事を監修しているのは？

ラグジュアリーブランド・ハイファッション調査部門

ラグジュアリーブランドやハイブランドでの勤務経験者、雑誌編集者、とにかくラグジュアリーブランドやハイブランドが好きなメンバーで編成。
好みや主観が入ったり、否定的な意見が存在するのは、ハイブランド.comの味であり、外部からの影響から独立しているからこそ出来ること。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。

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