ストリートシックについて
落ち着いた雰囲気で飽きの来ないデザイン
ストリートシックは、ジョン・ガリアーノによって2001年に発表されたラインでトロッターと同年に発表されたのですが、トロッター同様にすぐに人気に火がつきディオールの定番ラインとなりました。
トロッターと同じくロゴグラムを用いたデザインもあるのですがその違いはというと、トロッターがゼッケンのような「1」、「2」という番号が配置されているのに対し、Diorのロゴがはいったシルバープレートを使っているところです。
また、トロッターはポップなカラーリングやナイロン素材のものありカジュアルな雰囲気が強いのに対し、ストリートシックは、カラーもおさえめでジャガード織りでロゴグラムを形成しているのでクラシカルで重厚な雰囲気になっていることです。
他にもブラックやホワイトの単色レザーで構成されるアイテムもあり、ストリートシックを判別するための要素としては型抜きメタルプレートというのが正しいでしょう。
ガリアーノ時代のディオールというのは、もともとのオートクチュール主体であったディオールのイメージからより一般向けに、そして若者向けにアレンジされたデザインが多いのですが、その中でもストリートシックはカジュアルでありながらも大人が持てる落ち着いた雰囲気が魅力のラインになっています。
この記事を監修しているのは?
ラグジュアリーブランド・ハイファッション調査部門
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