LONGCHAMP ロンシャン
アートと共にあるロンシャンの異色コラボ
アートと伝統を融合させるコラボレーション
(出典:https://jp.longchamp.com/)
LONGCHAMP(ロンシャン)というと数々のデザイナーやアーティストとのコラボレーションでも知られるブランドです。
その代表格ともいえるのがジェレミー・スコット。
1997年にオリジナルブランドを立ち上げたジェレミーのデザインはその独創的かつユーモアと溢れるデザインで多くのセレブリティを魅了しています。
そんなジェレミーとロンシャンのコラボレーションが始まったのは2005年。
ロンシャンのアイコンとなっているル・プリアージュのスペシャルエディションをデザインし、その後も継続的にロンシャンのバッグをデザインしています。
ジェレミーとのコラボレーションバッグはとてもアーティステックなデザインでまるでポップアートのような感じが魅力的でロンシャンに新しい味わいをもたらしているといえるでしょう。
アーティストとのコラボレーションの始まり
(出典:https://jp.longchamp.com/)
そんなロンシャンのコラボレーションとして始まりともいえるのが、2004年のトーマス・ヘザウィックとのコラボレーションです。
トーマス・ヘザウィックをご存じない方も多いかもしれませんが、とても有名なイギリスのプロダクトデザイナーで史上最年少でイギリスの王室工業デザイナーにも選ばれた、いわば天才です。
ロンドンオリンピックの聖火台なども彼がデザインしたものでしたね。
ヘザウィックがデザインしたのはジップ・バッグ。
長いジッパーがバッグをぐるぐると回転するようにあしらわれたオリジナリティあふれるバッグです。
このジップバッグの成功によってヘザウィックはロンシャンのニューヨーク フラッグシップ店のデザインも任されるようになりました。
そして同じ年にはトレイシー・エミンもロンシャンのラゲージをパーソナライズして話題になりました。
トレイシー・エミンは芸術家で「マイ・ベッド」という彼女の作品がロンドンのオークションで4億円以上で落札され、アーティストのオークションでは個人レコードとなったほどの人物です。
フランスの象徴となったル・プリアージュ
(出典:https://jp.longchamp.com/)
2009年にはおなじみのジェレミー・スコットに加え、シャルル・アナスタス、デザインデュオBLESSとの豪華なコラボレーションも発表されました。
これはフランス国内外のモードの新しい才能を発掘するためのフランス国立モード芸術開発協会の20周年を祝うイベントへの協力です。
この時に各デザイナーがそれぞれル・プリアージュのリミテッドエディションを発表し、盛り上げたのです。
少し大げさかもしれませんが、ジェレミーはル・プリアージュがエッフェル塔と同レベルのフランスを代表する象徴だと語ったほどです。
こういった意味ではやはりロンシャンのコラボレーションをけん引してきたのはジェレミー・スコットであると言えますが、それ以外にも早々たるアーティストとのコラボレーションを実現してきているというのもわかります。
さすがと唸らされたnendo(ネンド)× ロンシャン
2019年6月に発売された日本の誇るプロダクトデザイナーnend(ネンド)とのコラボレーションバッグ。
nendo(ネンド)というのは佐藤ナオキを中心に立ち上げられたインテリアやプロダクト、グラフィックのデザインオフィスでアルマーニやエルエス、レクサス、カルティエ、フリッツ・ハンセン、ドリアデ、カルテル、コカ・コーラ、ソフトバンクなど業界を問わず世界中の様々な企業から依頼を受けるスーパーオフィスです。
イタリアのコンパッソ・ドーロ賞やドイツのレッドドットデザイン賞といった世界的に権威のあるデザイン賞も多数受賞しています。
そんなnendoがル プリアージュをベースにしてデザインしたのが3つのバッグ「サークル」、「キューブ」、「コーンシェイプ」。
サークル
日本の風呂敷からインスピレーションを得たというサークルは、荷物を入れるという発想ではなく「包む」という発想で使わない時はル プリアージュのようにコンパクトに巻いて収納することが出来る優れもの。
キューブ
名前の通り四角形のバッグですが、このバッグには補強材が入っているので、補強材を使えばしっかりとしたスクエアフォルムで自立できますし、外すと普通のトートバッグとして使える2way仕様。
この辺りの使わない時はコンパクトにというのはル プリアージュの意志をしっかりと継承されています。
コーンシェイプ
最もnendoらしいデザインと言えるかもしれませんが、円すい型のフォルムで円すいの頂点にハンドルがひとつだけついているのですが、このハンドルを部屋フックなどに掛けることが出来るので部屋に置いているときはインテリアとしても使えるというもの。
まさにプロダクトデザイナーらしい発想の転換を感じられる見事なアイデアです。
実はまだまだあるコラボレーション
(出典:https://jp.longchamp.com/)
ケイト・モスというのはブランドに興味のある方なら一度は聞いたことがあるファッションアイコン的な人物。
ケイト・モスは2005年からロンシャンの広告塔を務めており、広告塔を務めながら自らがデザインしたバッグまで発表してしまいました。
ロンシャンのアーティスティック・デザイナーのソフィ・ドゥラフォンテーヌとの共同制作で「ケイト・モス・フォー・ロンシャン」を発表し、そのネーミングにはソーホー、ラッドブローク、グロスター、グラントンベリーといったロンドンのお気に入りの場所でつけられています。
さらに2011年にはメアリー・カトランズともコレボレーションしたプリントバッグを生み出し、2014年にはサラ・モリスとのコラボレーションに成功し、ル・プリアージュのリミテッドエディションを発表しています。
2014年の春夏シーズンからは広告塔にアレクサ・チャンを起用する形でより若者への訴求を強める形をとっています。
2018年以来、Mr.Bagsとも呼ばれる中国で最も影響力のあるブロガーの一人であるタオ・リャンとコラボレーションしたル プリアージュもリリース。
フラップがねずみにかじられたようなデザインになっているアイキャッチ―な作品などを発表し、ソーシャルメディアの寵児ともいえるインフルエンサーとも積極的な交流を図り、マーケットの拡大に努めています。
こうしてみてみるとロンシャンのコラボレーションというのは実に特徴的だというのがわかりますね。
通常は著名なデザイナーをクリエイティブ・ディレクターに任命してデザインをするというのが一般的なブランドのやり方でコラボレーションもデザイナーとのコラボレーションが一般的です。
しかし、ロンシャンをみてみるとデザイナーではあるのですが、どちらかというとアーティストやインテリアデザイナー、プロダクトデザイナーのようなファッションそのものではない人物とのコラボレーションが多くなっています。
そういった意味では一般的なラグジュアリーブランドとは一味違った観点から楽しめるブランドになっているのがロンシャンの魅力かもしれません。
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ラグジュアリーブランド・ハイファッション調査部門
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