LOEWE ロエベ
財産は最高の素材と最高の職人
最高の職人と最高の素材が生み出すロエベナッパ
(出典:http://www.loewe.com/)
ロエベというと1905年にスペイン王室御用達という称号を得て以来、スペインにおいてはエルメスよりも、ルイ・ヴィトンよりも格上のブランドというくらい圧倒的な知名度と人気を誇るブランドの中のブランドです。
そして、そのロエベの価値を生み出したのは、スペイン屈指の職人の技と一切妥協を許さない厳選に厳選を重ねた最高級の素材がおりなす品質の高さがあってこそです。
もちろんロエベでも現在は全てが革製品というわけではないですし、キャンバス地を使ったものもあります。
革でもカーフからエキゾチックまで色々な革素材を取り扱っています。
そんな革素材の中でもロエベを象徴する素材として有名なのがラムスキン(羊革)です。
最高級の子羊の革を独自の製法で丁寧になめし、さらにその中でも選び抜いた数%しか使用しないというこだわり。
この最高級ナッパレザーは『ロエベナッパ』と呼ばれ、他のナッパレザーとはまったく違うという意味で区別されています。
最高の素材からさらに数%という厳選された素材。
これだけの素材になると調達すること自体が難しく、さらにそれを扱う職人にも最高の技術と細心の注意が求められるのです。
こうして生み出されたロエベナッパは、素晴らしい軽さとまるでシルクのような滑らかな質感を持つ別格のレザーとなるのです。
裏地を使わないバッグはロエベにしか作れない
(出典:http://www.loewe.com/)
ロエベの魅力は最高の素材と熟練の職人の織りなすハーモニーです。
そんなロエベのちからを集結すると、ロエベにしかできない素晴らしいバッグを生み出します。
そのひとつが裏地を使わないバッグ。
普通バッグには表地と裏地があり、同じ素材を使うこともありますが、大抵裏地は表地とは違う素材が使われています。
例えば表地カーフスキン、裏地キャンバスとか、表地ナッパ、裏地スエードのような感じです。
裏地をつけないというのは、それだけ革の良さが必要になりますし、職人の技量も問われます。
この2つが高い水準で満たされないとこうしたバッグは作り出せないのです。
ロエベののバッグは表も裏も完璧な仕事で作り上げられます。
ステッチひとつをとってみても例え裏の見えない部分であっても完璧に巧妙に仕上げられているのです。
パズルバッグに見るロエベ職人の技
パズルバッグをご存知でしょうか?
ロエベが2015年に発表した新しいアイコンバッグで、幾何学的なレザーパーツを組み合わせることでバッグの形を組み上げ、さらに立体的なバッグをフラットに折りたためるという画期的な構造を持ったバッグです。
このパズルバッグの製造工程を見るとロエベの職人の技術がいかに素晴らしいかということを痛感させられます。
贅沢な1枚革に型紙をあて、60以上にもなるパーツを裁断し、カラートーンをあわせるためにエッジ部分にはペイントを施します。
パーツの幅を揃えながら、60以上のパーツを組み合わせて面を作り、縫い合わせていきます。
そして型枠に当てて成形をしていくことでシルエットを作っていきます。
文字で書くと、大したことはないように思いますが、ひとつひとつの作業の難易度はとても高く、細部にまでこだわり続けることで独自のバッグを生み出していくのです。
実際2015年2月にパズルバッグの発売にあわえて日本橋の三越本店にロエベの職人が訪れてパズルバッグ製作のデモンストレーションを行いましたが、その手際の良さ、技量の高さは惚れ惚れするものでした。
ただ実際のところ、ロエベの職人のレベルがイタリアやフランスといった国の職人のレベルと比べて抜きん出ているかというとそこまでではありません。
フランスですとエルメスやルイ・ヴィトン、イタリアだとグッチのようなラグジュアリーブランドの職人は総じてハイレベルであり甲乙つけるのは難しいでしょう。
ただ、ロエベは情熱の国スペインのブランドで、ロエベ、そしてスペインで職人人生をスタートして、何十年という歳月をロエベに費やしてきた熱量というのはすさまじいものがあり、その情熱がロエベの品質を生み出しているのです。
優れた職人を発掘するために「ロエベ クラフトプライズ」
(出典:http://www.loewe.com/)
2013年にクリエイティブ・ディレクターにジョナサン・アンダーソンが就任しましたが、ジョナサンのスタイルは小さな工房から170年にも渡り受け継がれてきたロエベの伝統「クラフトマンシップ」とモダンなイノベーションを融合させること。
2016年に立ち上げたロエベ クラフトプライズは、世界中のクリエイターを対象とし、ハンドクラフトをベースとする多彩な仕事に打ち込む才能豊かな職人の作品を紹介し、表彰するというものでまさにロエベの原点に立ち返るような取り組みです。
1988年に4代目エンリケ・ロエベ・リンチによって立ち上げられた文化財団「ロエベ財団」によって運営されるこの賞は、モダンなクラフツマンシップのなかにある斬新さと芸術的価値にスポットライトを当ててており、次世代のクリエーターの才能を発掘することに繋がります。
このプロジェクトはジョナサンにとって特別な想い入れをもったものであり、
「私にとってクラフトは、クリエイティブを考えるうえで非常に重要なインスピレーションでの源です。だから、手作業でつくり上げられるもの、陶芸家、かご編み職人、家具デザイナー、ジュエリーデザイナーなど、真摯にクリエーションに打ち込み、まだ世にあまり知られていない職人たちが手がける作品にスポットライトが当たる舞台を用意したいと思ったのです」と語っています。
審査員も錚々たる面々が揃っており、
ジョナサン・アンダーソンを筆頭に、オランダのdroog designの共同設立者のハイス・バッカー、Vitra(ヴィトラ)の元CEOロルフ・フェールバウム、建築家でブリツカー賞審査委員ベネデッタ・タリアブーエ、世界屈指の女流インテリアデザイナー パトリシア・ウルキオラ、日本の誇るデザイナー深澤直人などが名を連ねます。
まさにロエベというメゾンを担うような次世代の才能がここから羽ばたいていくことは間違いないでしょう。
ロエベというブランドは単なるレザーブランドにとどまらず、世界最高のクリエイティブを生み出す場所としても重要なポジションにいるのです。
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ラグジュアリーブランド・ハイファッション調査部門
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