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リプロダクト家具、ジェネリック家具とは?

よく「この家具はリプロダクト品です。」や「ジェネリック家具です。」というのを目にしませんか?
知っている方ならすぐに分かりますが、知らない人からすると「一体何のこと?」と思ってしまいますよね。

リプロダクト品やジェネリック品を知っている人でも、もしかしたら勘違いをしていてコピー品や偽物と同じイメージを持たれているかもしれません。

ただ、コピー品といえばそうだし、偽物といえばそうなってしまうかもしれませんが、厳密に言うとそれは大きな間違いです。

リプロダクト品、ジェネリック品というのは、デザイナーズ家具の意匠権が切れた後に、その製品を忠実に再現する努力をして生み出された製品のことです。
意匠権がある間は正規ライセンスを保有する企業しかその製品を作ることができませんが、意匠権の保護がなくなることでライセンスを保有していない企業でも製品を作ることができるようになるのです。

もし、意匠権が残っている状態で製品を模倣して作ればコピー品の扱いになりますが、意匠権が切れている以上は、ライセンスを保有していなくても自由に作ることが出来るのでコピー品ではなく、ジェネリック家具やリプロダクト品と呼ばれます。




そもそも意匠権ってなんですか?

意匠権というのは、デザインを保護するための権利のことです。
家具などの商業デザインにおいて、デザインというのは商標と並んでとても重要なものというのは明らかですよね?

家具を買うときにはその使い勝手のよさ、カラーや素材、価格、製造しているブランド、デザインしたデザイナーなど様々な要素を考えながら選ぶと思いますが、もっとも重要視されると言っても過言でないのがそのデザイン。

要するにデザインを真似て、安く販売されると、最初にデザインを考えたデザイナーやブランドからすると大きな損害になるので、それを一定期間保護しようというのが目的です。

この意匠権ですが、期間が決まっています。
日本ですと現在は登録日から20年間(以前は15年間)あり、アメリカでは14年、ヨーロッパでは25年ということが多いです。
この期間はデザインの権利が保護されるので、正規品しか市場に出回らないはずなのです。




正規品との違いってあるの?

KNOLLのバルセロナチェア正規品 (出典:http://www.knoll.com/)  
正規品とジェネリック、リプロダクト家具の違いを一概に言うことは難しいです。

なぜかというと、リプロダクト品やジェネリック品が様々な企業によって作られ、それぞれの品質が全く異なるということがあります。
よいリプロダクトであれば、正規品と遜色ないレベルにまで仕上がっていることがありますし、逆に粗悪なリプロダクト品だと雰囲気だけ似ているみたいなものです。

ただ、一つだけはっきり言えることは、
正規品のライセンスを引き継いでいる企業というのは、そのデザイナーがデザインした当初から付き合いがあり、その当時から作り続けているブランドや、そういったブランドからライセンスを買い取ることが出来るほどの一流ブランドであるということです。
例えば、ル・コルビュジエであればCASSINA(カッシーナ)イームズであればHerman Miller(ハーマンミラー)VITRA(ヴィトラ)ミース・ファン・デル・ローエKNOLL(ノル)のようなイメージ。

要するにそういったクラスのブランドが作る正規品なので、品質面では完璧なのです。

もう少し、細かく言うと正規品は設計書をみて忠実に作るので、素材からディテールに至るまで完璧に仕上げられます。
リプロダクト品やジェネリック家具の場合は、あくまで現物をみて模倣して作っているので、素材が違っていたり、チェアの背もたれの角度が違うとか、内部のクッション材の構造が違うとか細かい部分で差異が出てきます。




リプロダクト品、ジェネリック家具の魅力はなに?

最大の魅力は、やはり価格の安さです。
もちろんリプロダクトやジェネリックであっても製造しているメーカーや素材、どれだけ忠実に再現できているかなどによって価格はピンきりになっていますが、それでも正規品に比べると1/5から1/10程度にはなってくるので、明らかに安いです。

例えば、ル・コルビュジエの有名なソファ「LC2」
正規品はカッシーナで製造されていますが、
1人掛けでも約50万円、2人掛けだと約80万円くらいです。
CCMART7のLC2リプロダクト (出典:http://www.ccmart7.com/)  
これが、CCMART7のリプロダクト品だとイタリアントップスキンを使っても、
1人掛けで約10万円、2人掛けでも約15万円程度で販売されています。


スタイルプロポーザのLC2リプロダクト (出典:http://www.style-proposer.com/)  
オリジナルソファでも有名なスタイルプロポーザのリプロダクト品だと、こちらもオールプレミアムレザー仕上げですが、
1人掛けで5万円以下、2人掛けでも6万円台になっています。

実際に1/10以下になっていますね。

もちろんカッシーナは、世界でもトップの家具ブランドですので、オリジナルを忠実に守るカッシーナのLC2と比べると品質も素材も全てにおいて劣っているのは仕方がありません。

しかし、このレベルのリプロダクト品だとおそらくぱっと見て分かる人はまずいないでしょう。

この品質と価格のバランス『コストパフォーマンス』の高さがリプロダクト品、ジェネリック品の魅力なのです。




品質面が不安だけど大丈夫なの?

CCMART7のLC2ディテール (出典:http://www.ccmart7.com/)  
リプロダクトやジェネリックの品質が心配というのは当然のことだと思います。
ある意味お墨付きをもらっている正規品とは違い、企業が独自で勝手に作っているものなので、「本当に大丈夫か?」と思われるのは当然のことでしょう。

実際にリプロダクト品やジェネリック家具には粗悪品というのが少なからず存在します。
適当に設計して生産を人件費の安い海外に丸投げしていたりすると品質は言わずもがな最悪です。
まず価格が明らかに安すぎるというのは問題外です。
例えば、正規品で50万円するものが、1万円だとまともな物が出来るわけありません。

ただ、全てのリプロダクト、ジェネリックの品質が悪いというわけではありません。
素材にこだわり、ディテールの再現も忠実に行っている製品というのは確実に存在します。
価格的には少し高くはなりますが、それでも正規品と比べると1/5~1/10程度にはなります。

正規品の価格が高いのは、ライセンスのロイヤリティ支払いや正規品としての付加価値、また有名ブランドとしての付加価値がついたプレミア価格担っているのも原因です。

なので、実際の製造コストを考えれば、1/5~1/10くらいの価格だとかなり妥当な線をいっているのです。

ただ、価格だけをみて、そのリプロダクト品の品質がいいと思うのは早計で、使われている素材、そしてリプロダクト品メーカーが作っているオリジナル製品などを確認することで品質のよいリプロダクト品が見つけられるでしょう。




リプロダクトやジェネリック家具だと恥ずかしい?

LC2リプロダクトのある家 (出典:http://www.style-proposer.com/)  
そんなことは全くありません。
リプロダクト品やジェネリック品であっても、しっかりとしたメーカーが作っているものであれば、それはオリジナルに近い品質ですし、価格も安いものではありません。

ニトリやIKEAなどで買った家具と比べたら、雲泥の差です。

また、良質なリプロダクト品やジェネリック家具であれば、おそらくよほどの人物でない限りは正規品かどうかというのは分かりません。

例えば、1点豪華主義で正規品のデザイナーズソファにニトリで買ったテーブルを合わせるのであれば、リプロダクト品でソファもテーブルも揃えたほうがよほどおしゃれです。

リプロダクトやジェネリック家具を偽物よばわりしているほうが、よほど恥ずかしいのではないでしょうか?




買うときの注意点は?

注意点は信用できるショップから買うことです。
いくら安いからといっても、怪しいショップからは買うべきではありません。
やはりどこの業界にも悪い業者はいるもので、明らかに商品ページと違う仕様になっていたりもするからです。

あとは素材をしっかりと見極めることです。
リプロダクト品の販売はネットでの通販が主流となっていますので、実際に触って確認することが難しくなっています。
しかし、本革と書いておきながら見えないところでPVCを使っているケースなどもありますので、そのあたりの素材に関することが明記されていることがポイントです。
逆にPVCならPVCを使っていると書いてあれば、それに準じた価格帯であれば問題ないと思います。




リプロダクト、ジェネリックで有名な家具を教えて!

リプロダクトされるということは、その家具のオリジナルに人気があり、正規品よりも安く買いたいというほど需要のあるものです。
また、意匠権が期限を過ぎないといけないので、20年以上前にデザインされた家具である必要があります。

リプロダクトされるデザイナーとして有名なのは、チャールズ&レイ・イームズ、イサム・ノグチジョージ・ネルソンアルネ・ヤコブセン、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、ヨーゼフ・ホフマンアイリーン・グレイといった1900年代の前半から半ばにかけて活躍した人物の作品です。

近代建築の巨匠として名高いル・コルビュジエやミース・ファン・デル・ローエであれば、有名なコルビュジエの「LC」シリーズ、ミースであれば有名な「バルセロナチェア」

そして、ミッドセンチュリーの代表格イームズであれば「シェルチェア」「ラウンジチェア」、イサム・ノグチの「コーヒーテーブル」

北欧家具であればヤコブセンの「アントチェア」「エッグチェア」等が挙げられます。

ここに挙げたような家具は歴史的にも名作家具として語り継がれているようなもので、たったひとつで部屋の雰囲気を一変させるようなものばかりです。

こういったインパクトのある家具をできるだけ安く手に入れたいという想いからリプロダクト品やジェネリック家具と言うものが生み出されたのです。




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