High-Brands.com

デザイナーストーリー

ダッチデザインを牽引するスターデザイナー

オランダのデザイン界の重鎮として、リチャード・ハッテンやマルセル・ワンダースらと共にドローグ・デザインでも中心人物となっているユルゲン・ベイは、1965年にオランダのソーストで生まれました。
アイントホーフェンでデザインを学び、ドローグに代表される他のデザイナーとのコラボレーションプロジェクトなども行っています。
また、同時に母校であるアイントホーフェンやロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで教鞭を振るっています。

ベイは家具、プロダクト、インテリアや空間デザインを手がけており、ドローグやロイヤル・ティヒラーマッカム、Moooi（モーイ）などとコラボレーションして作品を発表しています。
彼の生み出す作品は非常にユニークでユーモアに溢れることで有名で、とりわけ1998年に発表した丸太がそのままベンチになった「Tree Trunk Bench（木の幹のベンチ）」などは、誰もが思いもよらなかった斬新な発想でオランダのみならず、モダンデザインの本場イタリアでも高く評価され、長い間雑誌の特集などが組まれるほどでした。
こうしたセンス溢れる作品でベイはオランダデザイン界のニュースターとなり、ダッチデザインを牽引していきます。

（出典:http://www.studiomakkinkbey.nl/） 2002年にはロッテルダムに建築家のリアーネ・マッキンと共同でデザインスタジオ「Studio Makkink ＆ Bey」を設立し、プロダクト、都市設計、建築デザインにいたるまで、幅広いジャンルで活躍しています。

また、数々のアワードを受賞しており、2003年にはLensvelt/de Architectのインテリアアワード2003、2005年にはアムステルダム市立近代美術館のハーリー・ティリーアワード、そしてプリンスベルンハルトカルチャーファンド賞を受賞しています。

ユルゲン・ベイが提案する未来の仕事場 「Prooff」

オフィス空間をデザインする場合には、オフィスのイメージをまずは一旦白紙にし、オフィスで何をするのか、何があればよいのかということを考える、そして新しい未来の仕事場として「Progressive Offic（Prooff）」というコンセプトを打ち出してきました。

Prooffとは、個人のスペースを確保するという考え方とは全く異なるアプローチで、パブリックスペースを大勢で共有し、活用するためのアプローチです。
スペースの柔軟な活用の仕方を提案しているのは、都市設計や空間デザインなどを手がけてきたユルゲン・ベイだからこそ出来たアプローチではないでしょうか。

2011年には渋谷ヒカリエで、未来の仕事場であるProoffを提案する展示会として「Fantasy Room for working by Studio Makkink ＆ Bey」が開催されました。

Prooffを実現するためのアプローチとして数々の家具が展示され、その中でも2001年に発表された「Ear Chair」は、まさにProoffを体現するためのチェアで大きなヘッドレストが顔の周辺をすっぽりと隠してしまうほどボリュームがあり、パブリックスペースにおいても周囲の雑音をかき消してくれ、自分の空間を確保できるようなデザインになっています。


（出典:http://www.studiomakkinkbey.nl/） また、「Work Sofa」は、少人数でのミーティングを気軽に行うことを想定したソファで6タイプの様々な形のソファがそれぞれモジュールとして機能し、ソファとしてのカタチを様々に変化させ、アームをデスクに、背もたれはパーティションにと自由なレイアウトと用途を楽しめる作品となっています。



（出典:http://www.studiomakkinkbey.nl/）

みんなの『好み』とコメント

ユルゲン・ベイが好き？嫌い？
投票ボタンを押せばあなたの気持ちがすぐに反映されます。ユルゲン・ベイをみんながどう思っているのか『好き』『嫌い』の数から知ることができます。
連続で投票することは出来ませんのでご注意ください。

あなたのユルゲン・ベイへの想いとコメントが投稿できます。 今までのユルゲン・ベイに対する思い出や熱い想い入れ、自分との関わりや素晴らしさ、ショップでの体験、いいことも悪いことも何でも書いてみましょう。
書き込みがあまりにも不適切と感じられる場合は削除させて戴くこともございますが、ご了承ください。

この記事を監修しているのは？

高級家具・インテリアリサーチ部門

元建築家や現役インテリアコーディネーターや家具販売店員で編成。
国内外の高級家具やブランドなどを徹底的にリサーチし、定番からまだ見ぬブランドや家具を発掘しています。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。

このデザイナーに興味がある人はこんなデザイナーも見ています

ユルゲン・ベイを取り扱う厳選ショップ

1	GENERATE ジェネレイト・デザイン
	『こんなの見たことない』と言われるおもしろいくて、エッジの効いたデザイナーズアイテムが揃う！デザイン性は他のショップの追随を許さないオンリーワンショップ！
	GENERATEでユルゲン・ベイの家具を見る

コスパで選ぶ人気スタイル３トップ

モダン	北欧	アジアン
デザイナーズ家具に負けない高いデザイン性とオリジナルだからこその圧倒的なコストパフォーマンス！	衝撃のMAX80％OFF！欲しかった北欧家具を手に入れるならKAGU350は外せない！	モダンアジアンの雄としてアジアン家具の域を超えたファッショナブルなコーディネートであなたの部屋を劇的に変える！
評価へ	評価へ	評価へ
SHOP	SHOP	SHOP