シェルサイドチェアのリプロダクト・ジェネリック家具はこれで決まり!
のリプロダクト・ジェネリック家具


イームズシェルサイドチェアとは?

あまり家具に詳しくない方でもイームズという名前だけであれば、もしかしたら聞いたことがあるというくらい圧倒的な知名度を誇るのがチャールズ&レイ・イームズ夫妻

ここでご紹介するシェルサイドシェアだけではなく、ミッドセンチュリースタイルの定番になっているラウンジチェアや彫刻的な造形が魅力のラ・シェーズプライウッドチェアなど数々の名作を世に送り出しているスーパーデザイナーです。

シェルチェアは、そのイームズがデザインした作品の中でももっとも世の中に普及しているチェアで、座面、背もたれ、アームが一体型のシェル構造で出来ているというのが特徴です。
もともとはファイバーグラスで作られていましたが、環境への配慮から100%リサイクル可能なポリプロピレンへと素材が変更されました。
ファイバーグラスのタイプはヴィンテージ物として、今でも高い人気となっています。

正規品はハーマンミラーにて製造されていますが、正規品、リプロダクト・ジェネリック問わず、カフェなどあらゆるところで見かけると思います。



正規品はHerman Miller(ハーマンミラー)のシェルサイドチェア

ハーマンミラーシェルサイドチェア正規品 (出典:http://storesystem.hermanmiller.co.jp/)
もともとイームズはハーマンミラーのディレクターだったジョージ・ネルソンが口説き落としたので、ハーマンミラーとは蜜月関係です。
1950年にハーマンミラーよりシェルサイドチェアを発表してから、ずっと一貫してハーマンミラーが正規ライセンスを保有しています。

シェルカラーや脚部の組み合わせが自由に選べるというのが、いいところでシンプルにまとめるも良し、カラフルにコーディネートするのも良しで遊び心をくすぐるチェアなのです。

では、ハーマンミラーのシェルサイドチェアの価格はどれくらいでしょうか?

ワイヤーベース ¥45,360
スタッキングベース ¥49,680
4レッグベース ¥41,040
ダウェルベース ¥60,480
アームチェア ダウェルベース ¥81,000


最もベーシックなワイヤーベースのシェルサイドチェアで5万円以下となっており、正規品でなくてもそれほど高くはないというのが、これほどまでに普及した要因でしょう。

ハーマンミラーのシェルサイドチェアはこちらからご確認ください。



有望なリプロダクト品は?

はっきり言ってイームズシェルサイドチェアのリプロダクトはどこにでも売っています。
リプロダクトを販売しているメーカーも山ほどあります。

選ぶ時にはいくつかのポイントを考慮しながら、総合的に自分にあった物を探していく必要があります。


1. 価格
2. 完成品か、組立品か
3. 素材


まず、イームズシェルサイドチェアの場合、正規品ですら5万円以下の価格なのでリプロダクトとなると1万円以下が普通です。
大体5,000円~8,000円くらいが相場となっています。

1万円を超えるようであれば、わざわざリプロダクトで買うのも躊躇するというレベルになります。

そして、安いものの場合は大抵が組立品になっています。
シェルサイドチェアは単純な作りなので簡単に組み立てられそうに思いますが、ネジ穴が合わないなどけっこう失敗することも多いので、出来れば完成品であることが望ましいです。

さらに素材に関しては正規品と同じポリプロピレン(PP)の方がいいと思います。
安いものはABS樹脂が使われていることが多いです。
正規品と同じ質感が味わえるということもありますし、成型素材としては柔軟性のあるポリプロピレンの方が向いています。

こうした条件を踏まえておすすめできるリプロダクトは以下の2つ。

❖ エア・リゾーム
❖ CCMART7


エア・リゾームのシェルサイドチェア

エア・リゾームのシェルサイドチェア  
・完成品
・ABS樹脂


エア・リゾームの特徴は完成品であるということです。
素材はABS樹脂ですが、それでも完成品で1万円以下というのはかなりインパクトが大きいです。
組み立てが苦手な方や数脚まとめて購入されるのであれば、エア・リゾームがおすすめです。

価格帯としては、

ワイヤーベース ¥8,439
ダウェルベース ¥8,990
アームチェア ダウェルベース ¥9,990

リプロダクト品の中では高い部類に入りますが、完成品であればこれでも安いです。


エア・リゾームはこちらから
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シェルサイドチェアのリプロダクトをチェック

CCMART7のシェルサイドチェア

CCMART7のシェルサイドチェア  
・組立品
・ポリプロピレン


CCMART7は素材として、現在のオリジナルと同じポリプロピレンを採用しています。
ABS樹脂よりは柔軟性が高く、座り心地がいいので座り心地を重視する場合はおすすめです。
ただし、組立品になるので届いてから自分で組み立てる必要があります。

価格的には組立品なのでかなり安くなっており、またワイヤーベースもダウェルベースも価格が変わらないというのも魅力です。
組み立ての手間を厭わない場合はエア・リゾームよりもいいと思います。

価格帯としては、

ワイヤーベース ¥5,800
ダウェルベース ¥5,800

もっと安いリプロダクト品もいくらでもありますが、品質面も考えながら選ぶと2,000~3,000円レベルのものは控えたほうがいいでしょう。


シェルサイドチェアのリプロダクトをチェック


この記事を監修しているのは?

高級家具・インテリアリサーチ部門

元建築家や現役インテリアコーディネーターや家具販売店員で編成。
国内外の高級家具やブランドなどを徹底的にリサーチし、定番からまだ見ぬブランドや家具を発掘しています。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。


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