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音楽、スポーツといったサブカルチャーは欠かせない

サブカルチャー×ファッションによって知名度アップ

　 ディースクエアードは、その歴史の中で多くのカルチャーと共に歩んできました。
その代表的な存在となるのが音楽とスポーツです。

ディースクエアードの名前を世に知らしまたきっかけとなったのは音楽であり、スポーツであり、こうした国際的なカルチャーとブランドというのは切っても切れない縁にあるのです。

トップアーティストとの共演によるブランドの飛躍

そもそもファッションと音楽というのは切り離せない様な補完関係にあることが多いです。
ディースクエアードもそれは例外ではなく、ブランドの初期の段階から数多くのミュージシャンとの親交を深めてきました。

レニー・クラヴィッツやジャスティン・ティンバーレイク、リッキー・マーティン、ロビー・ウィリアムズなど皆がディースクエアードの熱狂的なファンなのです。


　 その中でも特筆すべきはやはりマドンナとの出会いでしょう。
2000年、これはディースクエアードのスタートからまだ数年しか経っていない時にマドンナのプロモーションビデオ「Don’t tell me」の衣装を150着製作し、さらには2002年のワールドツアー「Drowned World Tour」の衣装製作までも任されたのです。
2003年にリリースされたCDではフル・レディースコレクションが採用され、世界のスーパーモデルであるナオミ・キャンベルやエヴァ・ハーツィゴヴァなどがロックスターとして登場し、WWDの表紙を飾りました。

ディースクエアードのウィメンズコレクションがスタートしたのはマドンナとのコラボレーションがきっかけでもあり、マドンナのおかげで成功したといってもいいくらいです。

そして、マドンナとのコラボレーションの後もトップシンガーとの共演は続きます。


　 クリスティーナ・アギレラはディースクエアードのスタイルに一目惚れし、ワールドツアーの衣装デザインを依頼し、2005年のメンズウェアショーのランウェイにスペシャルゲストとして登場しました。

リアーナは、2008年の春夏レディースコレクションでランウェイを自身のヒット曲「Umbrella」を歌いながら歩き、ファーギーもファッションショーに登場しています。

さらには2009年のブリトニースピアーズのワールドツアーの衣装も担当し、2010年にはドイツのロックバンドTOKIO HOTELのツアー衣装も手掛けています。


　 大きな話題になったのが2016年スーパーボウルでコールドプレイやブルーノ・マーズとハーフタイムショーで共演したビヨンセのパフォーマンス用のオリジナル衣装の製作も手掛けています。
ミリタリーテイストのゴールドメタルディテールが施されたブラックレザージャケットは強烈なインパクトでした。

こうした世界に名だたるアーティストとの共演によってディースクエアードの名前は世界中の人々に知れ渡っていったのです。

サッカーチーム「バルセロナ」のユニフォームまで手掛けたすごいブランド

　 スポーツの世界でもディースクエアードというのは、とても注目されています。

ブランドスタートから10年ほどたった2006年、なんとイタリアサッカーリーグ セリエAの強豪チーム「ユベントス」のオフィシャルユニフォームを作ることが決定し、さらにこのパートナシップは4年以上にもわたり続きました。
ユベントスはユーベの愛称でも知られるセリアAのトップチームのひとつ。
そのユニフォームを任されるという大役を全うしたのです。

そして、そこからさらに驚いたのが世界最高サッカーチームといってもいいであろうスペインのリーガエスパニョーラのバルセロナから「オフフィールド」ユニフォームの依頼を受けました。
一軍、テクニカルスタッフ、マネジメントのユニフォームを手掛け、スポーツの世界でもディースクエアードは世界のトップブランドだという事を証明してみせました。


　 勢いは止まらず、カナダ出身の2人のもとにカナダで開かれるバンクーバー冬季オリンピックの開会式と閉会式のデザイナーに指名されたのです。
リオオリンピックでもカナダ代表チームのオリンピック、パラリンピックのユニフォームデザインを手掛けることになりました。

2016年にはマンチャスターシティとファッションパートナーとして契約を発表し、2017年にはプロバスケットボールプレーヤーのドウェイン・ウェイドとのコラボレーションを通じてニューヨークのデパートSaks Fifth Avenueでカプセルコレクションを販売することにもなりました。

オリンピックや世界的サッカーチームのユニフォームを作るというとても名誉な依頼受け、ディースクエアードというブランドが単なる一ファッションブランドに終わらない価値を示しました。


ファッションというのは様々なサブカルチャーの影響を受けるというのは時代の習わしのようなところがありますが、時代を彩るブランドというのはこうした様々なカルチャーを通して醸成されていくのです。

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この記事を監修しているのは？

ラグジュアリーブランド・ハイファッション調査部門

ラグジュアリーブランドやハイブランドでの勤務経験者、雑誌編集者、とにかくラグジュアリーブランドやハイブランドが好きなメンバーで編成。
好みや主観が入ったり、否定的な意見が存在するのは、ハイブランド.comの味であり、外部からの影響から独立しているからこそ出来ること。
世の中のトレンドや流れを敏感に察知し、常に新しい情報を発信出来るように奮闘しています。

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