名作家具 Kick キック
名作データシート
- 作品名： Kick（キック）
- 発表時期：1883 年
- デザイナー： Toshiyuki KITA（喜多 俊之）
- ブランド： Cassina（カッシーナ）
- 出典:http://www.toshiyukikita.com/
- 出典:http://cassina.com/
- 出典:http://cassina.com/
- 出典:http://cassina.com/
（出典:http://www.toshiyukikita.com/）
ウインクのサイドテーブルとして作られた
Kick（キック）テーブルは、日本を代表するデザイナー喜多俊之が1983年に発表したテーブルです。
Wink（ウインク）チェアと共にカッシーナから発表されており、喜多俊之を代表する作品です。
キックは、口笛を吹くと走ってきてくれるというそんな思いがカタチになったユニークなテーブルです。
当初ウインクチェア用のサイドテーブルとして考えられていたもので、カッシーナの開発室の中でアイデアを考えて、原寸大の設計図をフリーハンドで描いて、その場で即プロトタイプの作成に取り掛かったという逸話があります。
三角形と楕円のミックスのようなカラフルな天板に支柱プラス2つのキャスターという構造で、支柱を支点として天板がクルクルと回るようになっています。
天板の高さも支柱に付いたレバーを使って調節する事が出来るようになっています。
キャスターが付いているのでどこにでも移動させることができ、サイズもコンパクトなので気分に好きな場所で使えるというのはとても便利です。
当初の喜多俊之の想定通り、ウインクとセットで使うのもいいですし、ソファに座りながらコーヒーやワインなどを飲むためのサイドテーブルや本や雑誌をおいてもよいでしょう。
場所を選ばず、高さを変えられるのでキッチンなどでも便利に使えると思います。
発表後すぐにMoMA（ニューヨーク近代美術館）の永久コレクションに選定され、その後ドイツのハンブルク美術工芸博物館にもコレクションとして選定されています。
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