定番ライン 【ガンチーニ Gancini】
Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ・フェラガモ) 1969
ガンチーニについて
フェラガモを象徴するアイコンとして定着
(出典:http://www.ferragamo.com/)
フェラガモを代表する2つのアイコン、それはガンチーニ(Gangini)とヴァラ(Vara)。
ヴァラは、有名なリボンのモチーフで名前を聞いたことがある人が多いと思います。
ガンチーニと聞くと何?と思ってしまう人の方が多いかもしれません。
ただ見れば「あーなるほど」と皆さん知っているモチーフです。
ガンチーニというのは、イタリア語で「小さな留め金」を意味する言葉。
フェラガモのバッグや財布、シューズ、ベルトなどありとあらゆるところで使われるフックのような金具であったり、2つのΩ型の金具のことなのです。
このモチーフが使われだしたのはかなり古く、1969年にはじめてバッグの金具として使われだしました。
以降は、様々な素材やフォルムを変え、バッグだけではなく財布やベルトやサングラスなどの小物類、フェラガモの主力製品であるシューズのモチーフとしても使われています。
いまやフェラガモを代表する”顔”となったガンチーニですが、どのようにして生み出されたされたのでしょうか?
これはフェラガモの本店でもあるスピーニ・フェローニ宮殿の扉の引き手からインスピレーションを得ています。
このスピーニ・フェローニ宮殿というのは、スピーニ家とフェローニ家のそれぞれが所有する2つの宮殿で1289年に完成したと言われる歴史的にもとても価値のある建物です。
一度は倒産したサルヴァトーレ・フェラガモが復活の最中にこの建物を買い取ったというフェラガモにとっても関係の深いものです。現在では店舗以外にフェラガモ・ミュージアムにもなっており、まさにブランドを象徴する建物となっています。
そしてサルヴァトーレの死後、娘であるフィアンマ・フェラガモが建物の扉にインスピレーションを得てデザインしたというのも非常におもしろいですね。
1965年にバッグ作りを開始し、4年後にはガンチーニを世に送り出したというわけです。
(出典:http://www.ferragamo.com/)
ガンチーニはバッグや財布の留め具としてはもはや定番となっており、特徴的な留め具を見ればフェラガモのバッグとわかります。また、留め具としてだけではなく、モチーフとして刻印されたり、ファスナー金具、ガンチーニデザインそのものがバッグのハンドルとなったりと様々なバリエーションが生み出されています。
その応用の幅は広がっていき、ジュエリーモチーフや時計のフェイスなど時代を超えたタイムレスなアイコンとしての価値を高めていっているのです。
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